2013
·
12日 11月 2013
学校でのグループレッスン
大学サークルでは、公開レッスン形式を一部取り入れています。
レッスンを受ける立場、見る立場と、その都度変わるので、
自分を客観的に受け止める事ができるようです。
今回は、練習を頑張っているのに上手く弾けない、というものでした。
(手首が痛くなる、腰が痛くなる、等)
普段の生活では、指はそんなに硬直しないはずなのに、なぜ練習中 は指が動かなくなるのか、・・・などなど。
その動きそのものには無理が既にある、弾く以前の問題が身体的に 存在しているということを説明。
その理由を説明しながら、学生同士でデモンストレーション。
今回の「頑張っているのに弾けない、痛い」という課題は
身体のバランスを再調整する、という方法により
「痛い」箇所はなくなり、以前よりもスムーズに演奏が可能になりました。
見た瞬間に「どこかに無理がある」というのが
自発的に気がつくようになってもらいたい。
大学時代というのは、そのような事を養う時期なのかもしれません。
ここのサークルはレッスンを月一度程度でしないのですが
次回のレッスンの時には、学生皆が上手くなっていて
私が感動する事もあるほどです。
私の説明が先輩から後輩に伝えられているようで
全てを説明しなくても、分かってくれる彼らに感謝。
曲のレッスンにて
「○○の曲の少し速い部分で、ファゴットとコントラバスの同伴奏 に誤差がある。コントラバスが遅れて聞こえるような気がする。ど のようにしたら、その誤差を調整できるか?」
という質問がありました。
「ファゴットの他に、そのフレーズは何の楽器が受け継いでいるか ?」「打楽器は、何の楽器で演奏されているか」「タイミングが最 もはかりやすい奏法は?」
と質問すると、私が正解を答える間もなく、
彼らは的確な奏法が分かり、練習し始めました。
楽器始めて1~5年目で、なかなかの進歩です。
tagPlaceholderカテゴリ:
コメントをお書きください