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新幹線でのコントラバス移動

→2021年運搬バージョンはこちら(別リンク先に飛びます)

 

 

 

新幹線でコントラバスを運んできました。
普段は車で楽器を運んでいるので
ドキドキの新幹線移動でした。
しかも雪国盛岡。

十数年前、東北新幹線に乗った時は...
デッキの手すりに楽器を縛りつけたのでした。
オーディションの時でしたので
新幹線の各車両のデッキ部分は
1~2台のコントラバスが縛りつけてあるという状態でした。
ドアが開くたび、盗難が心配でおちおち席に座ってられないし。

今回は、新幹線指定席1番あたりは楽器が入るスペースがあると聞いていたので
指定席でその席を確保したのですが、
あえなく私の五弦コントラバスは入りませんでした。
「E6系こまち」だったからかもしれません。
電光掲示板のところに楽器の頭がぶつかってしまったのでした。
幅的にも入りません。

 

デッキには丁度良い手すりは無いし
廊下に寝かして置けば、
ごろごろの鞄や、車内販売のカートが通過できない状態でした。

それを見かねた?車掌さんが、別の席を案内してくれました。

「本日はハンディキャップの方のご予約が入っておりませんので、こちらをお使いください」
と、車いす用の席を案内してくれました。

値段は同じですが、普通の人は使えないと思っていました。
(楽器がある時点で、普通の人ではないが)
本当に助かりました。


バス弾き友人が言うには
「当日車いす用の席が空いていれば、その指定席をとることができます」
とのことでした。
東京~盛岡間、平日午前は楽勝の移動でした!!

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戻りの「盛岡~東京」平日午前はとても混んでいて
車いす席は取れませんでした(結構使う人がいるのか・・・)。

ですが、「元・車いすの席」、三人掛けのシートの一人分席がない部分を案内していただきました。
車いす用の席に比べれば、随分狭かったですが
帰りも無事に帰宅できました。

交通事故や余裕もった時間の行動など考えると
新幹線移動はらくですねー。


勿論、ベースバギーを今回も利用しました!!
多少の凍結雪道にも負けず、
ベースバギーさまさまでした!!

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今回のまとめ
① 大きな楽器の場合は、車いす用の席を乗車当日に指定する。
② 車いす用の席が無い時でも、みどりの窓口で実際に見せて、一所懸命お願いする。
③ なるべく空いている時間帯に移動する。
④ ベースバギーは多少の雪道でも負けない。

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コメント: 2
  • #1

    市原徹 (火曜日, 06 3月 2018 12:19)

    移動の際のコメント、ウンウンとうなづきながら拝見いたしました。私もコントラバスではなくウッドベースを長年楽しんでおります。ジャンルはクラシックやジャズではなく、フォークソング、ブルーグラスの類です。歳をとってくるにつれ移動が、ネックになってきました。若いころは片手でひょいひょい運んだのですが、今はそうはいきませんベースバギーは以前から気になっていましたが、貴方のコメントを見て購入しようと思いました。これで移動が、楽になれば

  • #2

    はやしコントラバス教室 (水曜日, 07 3月 2018 11:16)

    >市原様
    この記事は数年前のこととなりますが、いつかどなたかの役に立つかもしれないと思い書いたものです。嬉しいコメント、ありがとうございます。
    私の周囲ではベースバギー愛用者が増えています。階段のところでは多少重たくなりますが、それ以上に運搬の容易さが際立ちます。運搬に気苦労、労力を使うのではなく、演奏の方に力を入れたい、入れられるようになったことが、ベースバギーを購入して一番良かったことだと私は思っています。タイヤと路面との相性もなかなか良く、大変気に入っています。ベースバギーが市川様の演奏サポートになりますようお祈りしております。