楽器弾きなどをしていますと「楽器を所持すべきか?」と聞かれることがあります。
コントラバスを始めたい・・・でも、続けられるかどうかわからない。
どんなコントラバスを選んだら良いか・・・・そんなに安いものでもないし、弾かなくなった時の対応に困る。
今後長くは弾き続けることはできないけれど、しばらくは弾いていたい。でも、まだ所持していない。
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よく知った者同士で楽器を選ぶならいざしらず
「そこまでお互いが知っているわけではない、相談をされる立場」としてはなんとも言えないところです。楽器を購入という点において、「一丁あがり」の解答はありません。
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すでにコントラバスを持っている、弾きまくっている方々は、もう楽器の良し悪しを体感できる基本はできてきてますよね。お店の楽器、人の楽器等、許可を得た上で弾きまくって、自分の目や体感を養っていってください。最後はプロプレイヤーの方・・・プロの方でも、そこまでモノを見れるかはわからないが、最低限の部分はわかる・・・に聞いてください。その場合は、ちゃんとお礼をしてあげてくださいね(間違いなく人の楽器をえらぶのは、大変な心労)。
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まだまだ若くて、コントラバスをこれから弾きまくりたいけど、まだ購入出来ない方は、コントラバスを所持している団体に入ってください。コントラバスは元々は団が所持すべき楽器、ティンパニーや大太鼓と同じ扱いなので笑、団が所持している事も多々あるのです。
ちなみに私自身、楽器を購入する以前は、管楽器として入団していた団体の倉庫に置いてあった「未使用のコントラバス」を借りて練習していました(あの頃は貸してくださりありがとうございました。今頃ではありますが感謝の言葉を言わせてください)。
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諸事情で、長く続けられないことがわかっている場合は、レンタル、又は、サイレントベースを私はお勧めしたいと思います。
サイレントベースは、コントラバスとは別物です。私も大学受験数ヶ月前まではサイレントベースで練習していましたが、サイレントベースの技術で大学入試は通りません。
それでも、家の中で弾ける、近所迷惑に少しでもならないという点においては、圧倒的に有利です。以前、弦楽器フェアにて弾いたコントラバスは、ヘッドホンで気持ちよく演奏できました。「私もエレキベースのような音が出せるんだな」とは思いましたが。弦を押さえる苦痛も、その時はありませんでした。
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残念ながらコントラバスは弦をきちんと押さえられないと、まともな音にならない楽器です。押さえられるようになるまで、初心者は数ヶ月から年単位の時間がかかります。
それにより、更に気が滅入るくらいなら、本物のコントラバスよりもサイレントベースの方がいくらか良いかもしれません。サイレントベースもレンタルがあるといいんですけどね。
また、一緒に音楽を楽しめる仲間も必要です。
コントラバスは本来、伴奏楽器です。今の時代はコントラバスソロもありますが、相当のプロであっても、人に成果を見せる事もなく1人で練習し続けるのは悲しい部分があります。発表の場があってこそのソロです。そういった点において、コントラバスを弾くなら、メロディを受け持ってくれる仲間がいる、または伴奏をしてくれる仲間や、何かしらがある方がよいだろうと思います。
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私が楽器を借りる時は、1日5000円程払って借りています(飛行機移動などで楽器を持っていけない時等)。
ですので、楽器レンタルのを探して「1ヶ月○万円」というのは、決して高くない事が多いと思います。実際の購入の前に、どんなものかを体感するために、一度借りてみてもいいかもしれません・・・・勿論、まともな店かはご自身でよく調べてください。
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今日は、やりとりができなくなってしまった、メールをくださった方のために
投稿させていただきました。投稿見てくださるといいなぁ。
コントラバスに限らず、音楽が貴方の喜び、支えになる事ができますように。